仏教と他の宗教の違い

宗教はどれも同じ?

宗教ときくと、「どれでも究極的には宇宙の真理を教えられているのだろう」
「それをある宗教では神といい、ある宗教では仏といっているのだろう」
と思っている人が、日本人にはたくさんあります。

本当にそうなのでしょうか?

仏教の特徴

仏教には、他の宗教にない特徴がいくつもありますが、
まず一番分かりやすいのが、仏教は、因果の道理に立脚しているということです。

お釈迦さまの説かれたお経が、七千余巻あっても、
因果の道理に反する教えは一つもありません。
ですから、因果の道理は、仏教の根幹といわれます。

因果の道理とは?

因果の道理とは何かといいますと、
「道理」とは、いつでもどこでも変わらない、
大宇宙の真理のことです。

そんな、いつでもどこでも変わらないことは何かというと、
それが「因果」であり、
「すべての結果には、必ず原因がある」という、
私たちの運命についての原因と結果の法則です。

仏教の教えは、
「善い行いは、善い運命を生みだし、
 悪い行いは、悪い運命を引き起こす、
 自分のまいたたねは自分が刈り取らねばならない」
という自業自得の因果の道理に貫かれています。

他の宗教は?

ところが仏教以外の全宗教は、
必ず因果の道理に外れたところがあります。

例えばキリスト教イスラム教は、
創造主である神を中心として教えられており、
人間の運命も、神が決めたものですから、
自業自得とはかけ離れたものです。

日本神道の神も、死んだ人間や動物を、宮を作ってまつると、
そこに鎮座して、生きている人に幸せや不幸を与える力がある
としますから、自業自得ではありません。

また、インドで信じられているヒンズー教でも、
人間の行いを神が裁いて、幸せや不幸を与えるので、
神への儀式をする宗教ですから、自業自得とは相容れません。

それに対して西洋の人は?

ですから、このような仏教に対して、
西洋の知識人たちも、大変期待を寄せています。

例えばドイツの哲学者、ニーチェは、
仏教はキリスト教に比べれば、100倍くらい現実的です。
仏教は、歴史的に見て、ただ一つのきちんと論理的にものを考える宗教と言っていいでしょう。
(ニーチェ)
と言っています。

イギリスの有名な作家、H.G.ウェルズは、
仏教の根本教義は、これをその源泉なる原文について研究して見れば明らかなる如く、決して難解渋晦なものではなくて、いかにも明瞭であり単純であり、しかして現代思想と完全に調和と密接な適合を示す。
これを世界開びゃく以来最も深遠透徹な智性の人の創造物と讃嘆することには誰にも異存がない。
(HGウェルズ『世界文化史大系』第3巻)
と言っています。

ノーヘル賞物理学者のアインシュタインは、
仏教は、近代科学と両立可能な唯一の宗教である。
現代科学に欠けているものを埋め合わせてくれる宗教があるとすれば、それは仏教です。
(アインシュタイン)
と言っています。

では仏教には何が教えられているの?

このように、仏教は、すべての結果には、必ず原因がある、
という因果の道理に立脚して、
私たちの苦しみに終わりがないのはなぜなのか、
苦悩の根本原因と、その解決を明かされています。

その仏教の真髄を、小冊子とメール講座にまとめましたので、
以下から読んでみてください。

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