死んだらどうなる?

は誰しも避けられない、100%確実な未来です。

あなたも人間である限り、死を免れることはできません。
では死んだらどうなるのでしょうか?

仏教には、死んだ後も続いていく永遠の生命が教えられています。

死んだ後も続いていく永遠の生命

仏教では、死んだ後を「未来世」といいます。
それに対して、生まれる前を「過去世」といいます。
今生きている、生まれてから死ぬまでが「現在世」です。

この「過去世」「現在世」「未来世」を「三世(さんぜ)」
といいます。一人一人に三世があります。

それを貫いているのが、「」です。
肉体は死ぬと滅びますから、「」というのは、肉体ではありません。
三世を貫いて流れている永遠の生命があります。
これを「阿頼耶識(あらやしき)」といいます。
阿頼耶識は不滅です。
肉体が滅びても消えずに、過去世、現在世、未来世と続いて行きます。
この阿頼耶識が死んだ後も続いていく「」の永遠の生命なのです。

ちょうど、とうとうと大きな河が流れているようなものです。
肉体は、その河の水面に、ぽっとできた泡のようなものです。
その泡は、しばらく流れてぽっと消えていきます。
泡ができようができまいが水の量は変わりません。
そしてまたぽっと泡ができてしばらく流れて消えていきます。
その大河が阿頼耶識だとすれば、肉体はあぶくのようものです。

そうやって、生まれては死に、生まれては死に、
輪廻転生を繰り返しているのが
私たちだと仏教では教えられています。

生まれ変わりを繰り返す6つの世界

では、どんな世界を生まれ変わり死に変わりしているのかといいますと、
大きく分けると地獄餓鬼畜生修羅、人間、天上
6つの迷いの世界です。
これを六道といいます。

その六道を、車の輪が回るように、
同じところをぐるぐるぐるぐる、
生まれ変わりを繰り返しています。
ゴールはありません。
これを「六道輪廻」といわれます。

この6つは、いずれも迷いの世界ですから、
苦しみ迷いの旅を続けているということです。

では、死んだらどこに生まれるかは、
どのように決まるのでしょうか。

死んだらどうなるかが決まる法則

三世を貫いて死んだらどうなるか決まる法則があります。
それが、因果の道理です。

因果の道理とは、
すべての結果には必ず原因がある
という法則です。

この因果の道理は、三世を貫いて成立しますから
三世因果の道理」といわれます。

そしてお釈迦さまは、
未来の果を知らんと欲すれば現在の因を見よ
と教えられています。

未来の果」とは死んだらどうなるかです。
現在の因」とは、「」は業因ということですから、
今の行いです。
仏教では、今の行いを因として、死んだ後の結果が報います。
死ぬまでの行いによって、死後が決まるということです。
ですから、死んだらどうなるか知りたければ、
今どんな行いをしているか見れば分かる、 ということです。

死んだらどうなる診断表

では、六道のそれぞれの世界には、
どんな行いによって生まれるのでしょうか。

天上界

まず天上界は、六道の中では楽しみの多い世界です。
ここに生まれるたねまきは、
十善を行ずることです。

十善」とは、十悪の逆で、
不貪欲、の心で他人を苦しめない
不瞋恚、怒りで心の中で相手を切り刻まない
不愚痴、ねたみや嫉妬、うらみなどの愚痴の心で人の不幸を喜んだりしない
不綺語、心にもないお世辞を言って相手をだまさない
不両舌、仲の良い人の間を裂く、二枚舌を使わない
不悪口、悪口で他人を傷つけない
不妄語、事実無根のウソをついて相手を苦しめない
不殺生、生き物を殺さない
不偸盗、他人のものを盗まない
不邪淫、よこしまな男女関係を造らない
という10の善い行いです。

あなたは死んだら天上界に生まれられそうですか?

人間界

次に、天上界がダメだった人でも、
来世に再び人間界に生まれるには、「五戒」を保つ必要があります。

五戒」とは、
不殺生、生き物を殺さない
不偸盗、他人のものを盗まない
不邪淫、よこしまな男女関係を造らない
不妄語、事実無根のウソをついて相手を苦しめない、
不飲酒、お酒を飲まない
という仏教で在家の人も守らないといけない5つのルールです。
虫を殺したり、牛や豚や鶏を食べたことがあるとアウトです。
いかがでしょうか?

修羅界

人間に生まれられない場合、それ以外の世界です。
修羅界とは、争い続けて苦しむ闘争の世界です。
修羅界に生まれるたねまきは、怒りと、自惚れと、疑いです。
大丈夫でしょうか?

畜生界

畜生界とは、犬や猫、鳥や魚、虫けらの世界です。
弱肉強食で、常に不安に怯えています。

畜生界に生まれるたねまきは、
ねたみや嫉妬、うらみなどの愚痴の心です。
また、恥知らずな者も畜生に生まれます。

餓鬼界

餓鬼界とは、飢えと渇きで苦しむ世界です。

餓鬼界に生まれるたねまきは、の心です。
ケチで布施の精神にとぼしく、
自分だけ得しようとすると、死ねば餓鬼界に生まれます。

地獄界

地獄界は最も苦しみの激しい世界です。

地獄へ堕ちるたねまきは、殺生罪です。

仏教では、すべての生命は同根であり、
上下はないと教えられています。
カブトムシやクワガタムシ、トンボや蝉、
蚊やハエなどの虫を殺したり、
魚屋さんや肉屋さんに殺してもらった
魚や牛や豚の肉を食べると、殺生罪です。

死ぬまでに1匹でも生き物を殺したら、
その報いによって、地獄に堕ちます。

さて、あなたはどの世界に生まれそうでしたか?

輪廻転生から離れる方法

では、すでに生き物を殺してしまった場合には、
どうすればいいのでしょうか?

その場合は輪廻転生の原因自体を根本から断ち切ればよい
と教えられています。
輪廻転生の原因自体がなくなれば、
輪廻転生という結果は起きません。
そして、死んだら浄土に生まれることができます。

それにはどうすればいいかということを教えられたのが、仏教です。
ですから仏教では、死ぬまでにたった一つやらねばならないことは、
仏教を聞いて輪廻転生の根本原因を断ち切ることだと教えられています。

では、その迷いの根本原因はどんなもので、
どうすれば断ち切れるのかということについては、
仏教の真髄ですので、小冊子と無料メール講座にまとめておきました。
ぜひ一度見てみて下さい。

関連記事

目次(記事一覧)へ