仏教では、教えを聞くことが最も大事とされています。
絶対の幸福になるのも、仏教を聞くことによってです。

ですから仏教ウェブ入門講座でも、オフラインでの仏教の講座を開いております。

仏教講座はどんなもの?

仏教の講座というのは、大体、1時間半から2時間くらいで、
分かりやすく仏教を学べる勉強会です。

仏教では、知識を学ぶことは重要ですが、
そこにとどまりません。
目的は、本当の幸せになることです。

そこにたどりつくためには、
知識が増え、理解が深まるだけではなく、
仏教を聞いて心が変わっていきます。

ちょうど宝のありかを教えた地図が重要ですが、
地図を手に入れて、正確に読み取ったとしても、
地図の通りに進んで行かなければ、
宝物は手に入らないようなものです。

仏教の講座に足を運び、仏教を聞いて、教えの通りに進んで行くと、
心が変わって行き、絶対の幸福になったというゴールがあります。

ではどのように心が変わって行くのでしょうか?

仏教の講座を聞くとどうなるの?

仏教を説かれたお釈迦様は、お亡くなりになるときに、
仏教は法鏡なり
とおっしゃっています。

」とは「真実」「本当の」ということですから、
法鏡」とは、「本当の私の姿を見せてくれる鏡」
ということです。

ですから、仏教を聞くというのは、
自分の本当の姿を見せて頂くということです。

ちょうど仏さまから診察を受けるように、
人間の知恵では分からない、
今まで気づかなかった自分のすがたが知らされます。

自分がどこにいるか見えてくる

まず、今、自分はどんな所にいるのかが見えてきます。
つまり無常の世界ということです。

無常とは、続かない、移り変わって行くということですが、
中でも最も重大なのは、人生が終わることです。

仏教を聞く前は、「死」と聞くと他人のことだと思っていたのが、
だんだん自分も死ぬかもしれないと知らされて来ます。
そんな無常の世界に生きている自分も、
それなのに無常と思えない自分の本性も知らされてきます。
これを「無常観」といいます。
仏教に説かれていることは、他人事ではなく、まさしく自分のことなのです。

自分の心が見えてくる

仏教を聞くと見えてくる2つ目は、自分の心です。
仏教を聞き始めのころは、法鏡から遠いところについて、
自己の真実の姿を教えられても、
それは私のことではない。自分は違う
と思っています。

ところが、だんだんと仏教を聞いていきますと、
鏡に近づいていくように、自分の本当の姿が
次第に明らかに知らされてきます。

鏡に近づくほど、しわやらあざやら、
醜いものが見えてくるように、
仏教を聞けば聞くほど、
自分の醜い姿が知らされてきます。

これを「罪悪」といいます。

このように、仏教を聞くときには、
自分はどこにいるのか、そしてどんなことを思っているのかを知ること、
つまり無常観と罪悪観が大切です。

このように、
本当の自分のすがたが知らされなければ、
本当の幸福にはなれませんので、

お釈迦様は、私たちの本当のすがたを明かされたのです。

仏教を聞くと、まるでレントゲンで映し出されるように、
自分の本当の姿が仏の光明で照らし出されます。
仏教を聞くことによって、本当の幸せに向かって進んで行くのです。

ただし、ここで注意点があります。

大学の仏教講座との違い

大学でも仏教講座が開かれたり、仏教の授業があります。
ところが、大学での仏教の学問は、西洋から入ってきた
歴史学の影響を大きく受けて、
お経の成立の歴史などを客観的に研究しているものです。

客観的というと聞こえがいいのですが、
一人一人が幸せになるための教えとしてではなく、
仏教を第三者的に、他人事として研究するものです。

宝の地図のたとえでいえば、
地図を見て、その通りに進んで行こうというのではなく、
地図が成立した歴史を研究するようなもので、
大学の仏教講座は、目的が違うのです。

仏教は、すべての人を本当の幸せに導く目的て説かれたものですので、
そのお釈迦さまが仏教を説かれた主旨にかなうには、
仏教に説かれることを自分のこととして受け止めなければなりません。

そこで、仏教ウェブ入門講座の仏教講座では、
自分が本当の幸せになるにはどうすればいいのか、
という自分の人生に関係の深い仏教の教えを、
大学よりはるかに分かりやすく理解できる講座を開いています。

お申し込み受付(期間限定)

毎回はじめての方が勉強会に来られますと、
なかなか話が先に進みませんので、期間限定で仏教講座の
参加希望を受け付けます。

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