仏教の本の選び方 3つのポイント

仏教の本といってもたくさんあります。
どんな人にも関係ある仏教の教えを学びたいときは、
どのような本を選んだらいいのでしょうか。

そこには、3つのポイントが存在しています。

1.仏教の教えが書かれているか(正確さ)

仏教は、どこか深いことが教えられているイメージがあります。
ところが、どんなことが教えられているのかなと思うと、
お経もたくさんあり、宗派もたくさんに分かれ、
さらに沢山の本が出ているため、
初めてのときには、どこからどう学んでいいか
分かりにくいと思います。

そこで、まず初めての人が知らない意外な事実として、
仏教の本には、著者の思いや味わいが多く書かれている
ということがあります。

特に、初めての人向けの本では、
「自分は仏教にこういうことが教えられていると思う」
という著者の思いが書かれています。

これなら、仏教に何が教えられているかあまり勉強しなくても、
自分の気持ちに正直なら、間違いではありませんので、
その本の著者としても非難を受けることはありません。

しかしながら、仏教を学びたい人が知りたいのは、
仏教に何が教えられているかであって、
著者が仏教に対してどう思っているかではありません。

仏教は、お釈迦さまの教えですので、
もし仏教が知りたければ、著者の思いではなく、
仏教の教えが書かれている本でなければなりません。

仏教の教えでないことを仏教だと言ってしまったら
ウソになってしまいますから、大前提ですね。
しかし、仏教の本らしきものの中には、仏教の教えが
あまり書かれていない本がたくさん混入しているのです。

仏教の本を選ぶ1つ目のポイントとして、
まず、仏教の教えが正確に書かれているか
気をつけるようにしてください。

2.読者の人生と関係があるか

どれだけ仏教について正確に書かれていたとしても、
それが、読んでいる人の人生と関係なかったら、
意味がありません。

ところが、仏教の本の中には、
自分の人生と関係のないことが
たくさん書かれていることがあります。

例えば、西洋の学問の影響で、文献学が流行したときに、
お釈迦さまのことを「人間ブッダ」と呼んで、
資料からお釈迦さまの個人的なことを詮索することが
行われました。

お釈迦さまの子供さんの名前の由来とか、
奥さんや子供さんが何人おられたとか、
現存する史料をもとに、推定するというものです。

週刊誌は、スキャンダルをすっぱ抜くと
よく売れるので、人間の興味をそそる部分ではあるでしょうが、
そんなことを詮索しても、
読者の人生がよくなるわけではあまりせん。

仏教の目的は、苦しみから離れることですから、
私たちの人生の苦しみの現状と原因、
そして、その対策が説かれています。

仏教の本を選ぶ2つ目のポイントとして、
この仏教の本来の目的にそった内容を選ぶのが大切です。

3.意味が分かるのか(分かりやすさ)

正確に、読者自身の救いについて書かれていても、
難しすぎて、読者に意味がわからなかったら、
どうしようもありません。

例えば、サンスクリットやパーリ語で書かれた経典は、
正確ですし、読者の人生に関係あるのですが、
ほとんどの日本人には読めないと思います。
漢訳仏典では漢字が使われていますが、
漢文で意味が分かる人もほとんどいないと思います。

さらに、経典を解説された論書や、
学術書も、正確なことが多いのですが、
ほとんどの人にはよく分からないという特徴があります。

どんなにいいことが書かれていても、
分からなければ、その力が発揮されませんので、
分かりやすさが大切になってきます。

ところが普通は、正確にしようとすると難しくなるし、
分かりやすくしようとすると不正確になってしまうものです。
難しいことを難しく書くのは簡単なので、
正確で分かりやすくというのは、大変難しいことですが、
そこを追及した本が仏教を学ぶのにいい本となります。

じゃあ具体的に何かおすすめの本はある?

仏教の本を選ぶときは、このように、
1.正確に
2.自分の人生と関係のあることを
3.分かりやすく書かれている
という3つのポイントがあります。

この3つの条件を満たすような本を、
時間をかけてご自分で探されればいいのですが、
なかなかないので、
そう簡単に見つからないと思います。

そこで。仏教入門の入門書として
『生きる意味109』を上梓しました。

長南瑞生『生きる意味109』

これまであった仏教の本の中で、
一番この3つの条件を満たすように書いてありますので、
仏教に関心があればおすすめの本です。

まあそうでなくても、以下に無料のメール講座もありますので、
そちらから読まれるのもいいかもしれません。

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