世界の注目を集めている仏教

キリスト教徒の欧米の力が弱まり、
台頭するイスラム教徒の自爆テロが行われる現代。
2001年にはアメリカ同時多発テロが勃発し、
報復は報復を呼ぶ、宗教間の争いが再燃しています。

そんな中、慈悲に満ちて争いを起こさない仏教は、
世界中の注目を集めています。

2011年、東日本大震災が起きたときも、
日本人は非常に冷静に規律正しく動き、
被害を最小限に食い止めてきたのは、
仏教の教えは日本人の心情にしみ込んでいるからではないかと
海外メディアが報じています。

確かに、仏教が日本に伝来して以来、日本人は仏教を尊んできたのですが、
「じゃあ仏教に何が教えられているの?」
と聞かれても、意外と知らない人が多いのではないでしょうか。

このサイトでは、仏教には何が教えられているのか、宗派の違いなど、
分かりやすく解説しています。

特に誰にでも関係の深い仏教の教えばかりを集めてあります。

目次

1.仏教とは?

2.仏教でさとりとは?

3.仏教の教えとは?

4.仏教の宗派の違い

5.仏教が分からなくなる原因

6.おすすめの学び方

1.仏教とは?

仏教とは、仏の教えということです。

仏と聞きますと、日本では、亡くなった人や、
ご先祖様、と思っている人がありますが、そうではありません。
仏とは、約2600年前、インドで活躍された、
お釈迦さまのことです。

お釈迦さまが、
35歳のとき、仏というさとりを開かれて、
80歳でお亡くなりになるまでの45年間、
仏として説かれた教えを仏教といいます。

2.仏教でさとりとは?

さとりの種類

では、さとりとはどんなものなのでしょうか。

仏教でさとりといいましても、低いものから高いものまで、
全部で52のさとりがあり、これを「さとりの52位」といいます。

その52の最高のさとりの位を「仏覚(ぶっかく)」とか「仏のさとり」といわれます。
これ以上、上がないので、「無上覚(むじょうかく)」ともいわれます。

さとりを開くことを山登りにたとえると?

さとりを開くことを山登りにたとえると、
最初はみんな「凡夫(ぼんぶ)」といわれ、ゼロ段ですから、
山のふもとにいるようなものです。

それが、山に登り始めて、一合目まで登ると、
ふもとにいたときより、遠くまで見えるようになります。

二合目まで登ると、もっと遠くまで見えるようになります。
二合目より三合目、三合目より四合目と、登れば登るほど
見える景色が広がっていき、最後、頂上まで登りつめたとき、
あたり一面、ぐるりと見渡せるようなものです。

51段までいっても、山の片側しか見えませんが、
52段の仏のさとりを開くと、360度、大宇宙の真理のすべてを
知らされるということです。

何をさとるの?

何をさとるのかというと、大宇宙の真理です。
大宇宙の真理といっても、数学的真理とか、科学的真理ではありません。
すべての人が本当の幸福になれる真理です。

その、大宇宙の真理すべてを体得された方を、
仏とか、仏様と言われるのです。

今日まで、地球上で仏のさとりを開かれた方は、
「釈迦の前に仏なし、釈迦の後に仏なし」と言われるように、
お釈迦さまただお一人です。

その地球上で唯一の仏であるお釈迦さまが、
すべての人が本当の幸せになれる道を説かれたのが、
仏教です。

3.仏教の教えとは

では、仏教に何が教えられているのかというと、4つの真理です。
お釈迦さまが45年間教えられたことは、
これ以外ありません。

これを「四諦」とか「四聖諦」といわれます。
(「諦」とは真理のことですから、「四諦」は4つの真理、
「四聖諦」は4つの聖なる真理ということです)
それは以下の4つです。

苦諦……「人生は苦なり」で、すべての人が苦しみ悩んでいるという真理
集諦……その苦しみの原因を明かした真理
滅諦……苦しみの滅した世界を明かした真理
道諦……苦しみが滅する道を明かした真理

世界でも特に豊かで高度な技術を持つ日本であっても、
そこに暮らす人々は、不幸というわけではないけれど、幸福というわけでもありません。
ただなんとなく毎日同じことの繰り返しで生きています。

その上、時として、私たちの人生には、お金が足りないとか、
人間関係がうまくいかないとか、
体調が悪くなってきたとか、色々の問題が起きてきて、
これで終わったということはありません。

そんなことをしているうちに、あっという間に人生は過ぎて行きます。
死ぬまでそれだけだとするならば、人はなぜ生まれてきたのでしょうか?

私たちは、何のために生まれてきたのか、
何のために生きているのか、
なぜ苦しくても生きねばならないのか?
本当の生きる意味である「人間に生まれてよかった」と喜べる
本当の幸福を教えられたのが仏教です。

ですから仏教を聞く目的は、
どうすれば苦しみを離れて、本当の幸せになれるのか、
ということです。

4.仏教の宗派の違い

たくさんの宗派に分かれている理由

ところが、その目的を同じくする仏教には、たくさんの宗派があります。
一体なぜ仏教には、多くの宗派に分かれているのでしょうか。

お釈迦さまが仏教を説かれたとき、毎回同じ相手に話をされたのではなく、
その時その時で、聞いている人が違いました。
一人一人顔形が違うように、
人によって苦しんでいることが違いますので、
お釈迦さまは、相手に応じて法を説かれたのです。

これを「対機説法」といわれます。
」とは、人のことですから、相手に応じて教えを説かれた
ということです。

その結果、お釈迦さまの説かれた
すべてのお経は、一切経(いっさいきょう)七千余巻といわれる
たくさんのお経となったのです。

あまりにたくさんあるために、
後の人々が仏教を学んで行く上で、
理解がまちまちになってしまい、
色々な宗派が分かれてきたのです。
ですから、苦しみを離れる方法にも、様々な違いがあります。

宗派の分類

そのたくさんある仏教の宗派を大きく2つに分けると、
苦しみから離れるのに、難行苦行の必要な「難行の教え」と、
難行苦行なしに、ありのままで苦しみから離れられる、
易行の教え」に分かれます。

難行の教えでは、さとりを開くには、必ず出家して、難行苦行をしなければなりません。
現代人にとっては、「出家しなければさとりは開けない」と言われても
難しいのではないでしょうか。

もし「仏教の教えは学びたいけど出家は無理」という場合には、
出家の人も在家の人も、男も女も関係なく、
ありのままの姿で救われる易行の教えがオススメです。

その易行の教えにも、死んでから極楽に生まれようとする教えと、
生きているときに苦悩の根本原因をなくして
本当の幸せになれる教えの2通りがあります。

日本で一番多くの人に広まっているのは、
どんな人でも、生きているときに本当の幸せになれる教えですので、
このサイトでも、現代人の便宜上、それを解説していきたいと思います。

5.仏教が分からなくなる原因

仏教を学ぶとき、現代の日本では落とし穴があります。

ほとんどの人は、そのために、どれだけ仏教を学んでも、
少しも仏教が分からずに混乱してしまっています。

それは、大学などで、西洋の学問的な仏教学の方法が取り入れられている影響です。
歴史学や文献学などの、西洋の学問の方法では、史料にもとづいて
経典の成立の過程を推定することを目的としています。

そして、古い経典が、本当の仏教だと思っていますが、
古くても間違って伝えられたことを書き留められている可能性はありますので、
古いからといって正しいとは言い切れません。

そして、仏教研究の歴史も浅く、西洋の学問では、
実践はまったく抜けて、頭だけの学問となっています。
そんなことで苦しみから離れることはできません。

仏教の目的は、苦しみから離れることですから、
その目的の違う学問には十分気をつける必要があります。

そして、伝統的な本来の仏教を聞くときにも、
他人ごととして聞くのではなく、自分の人生とどう関係するのか、
我が身に引き当てて聞くことが仏教の理解をはやめる秘訣です。

6.おすすめの学び方

仏教を学びたい場合は、昔は寺で開かれる法話に聞きに行ったりしたものですが、
今は葬式法事がメインとなってしまい、ほとんどなくなってしまいました。

また、大学に行くのも、お金と時間がかかりますし、
目的の違う学問的な内容をメインとして、
学生向けの難しい講義がされていますので、
大変です。

大学の仏教学の影響を受けた最近の仏教の本も、なかなかいい本は見つかりません。

そこで、このサイトでは、仏教に教えられる
苦しみの根本原因と、その解決をまとめた小冊子と、
人はなぜ生きるのかをまとめたメール講座を開設しています。
無料ですのでまずはそこから学んでみてください。

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