夜と霧
「困難に立ち向かう勇気、前向きになる力」と評判で、
世界各国で高い評価を受けている『夜と霧』。
そこにはナチスの収容所での過酷な体験が記され、
第二次世界大戦後、1946年に出版されてから世界的なベストセラーになり、
世界の名著のランキングでは何度もトップ10に入っている名著です。
今回はその『夜と霧』の衝撃的なあらすじを解説し、
さらに著者フランクルが「生きる意味」についてどう考えているのか、
『夜と霧』を通して明らかにします。
『夜と霧』の基本情報
まず『夜と霧』の著者は、ヴィクトール・エミール・フランクル(1905年3月26日~1997年9月2日)です。
フランクルはオーストリアの精神医学者でロゴセラピーという心理療法を提唱したことで有名です。
オーストリアの首都のウィーンに生まれ、有名な精神科医のフロイトやアドラーの教育も受け、ウィーン大学を卒業し、
1955年にはウィーン大教授になっています。
ちなみにアドラー心理学についてはこちらの記事をお読みください。
➾嫌われる勇気の要約・あらすじ・まとめと3つの問題点を解説
ロゴセラピー(実存分析的精神療法)を確立し,新ウィーン学派と称されるほど優秀な人でした。
しかしユダヤ人であったため、第2次世界大戦中は
ナチス・ドイツのアウシュビッツ強制収容所に入れられ、
ホロコースト(ナチスドイツによるユダヤ人の迫害・虐殺)を体験。
その記録として『夜と霧』を執筆しました。
『夜と霧』について、百科事典にはこのように書かれています。
V. E. フランクルが自分自身の体験をもとに書いたナチスの強制収容所の記録で,ドイツ語の原題は《Ein Psycholog erlebt dasKonzentrationslager》。
第2次大戦後の1947年に刊行されて人々の感動を呼んだ。
ユダヤ人であった彼はナチス・ドイツの手で悪評高いアウシュビッツ(厳密には,その支所)に収容されたが,その時のなまなましい体験を速記の記号でひそかに小さな紙片に書き残し,解放後これらを本書のような形にまとめあげた。
《夜と霧》は邦訳書の表題で,政治犯の容疑者を家族ぐるみ一夜にして消すというナチスの秘密指令に由来する。
本書はしかしアウシュビッツの地獄をただ客観的に叙述したものではなく,原題が示すように,〈一心理学者の体験〉を通して強制収容所という限界状況に生きる人間の姿を鮮烈に描き出したところに大きな意義があり,読者の心を今なお引きつけてやまない理由もまたそこにある。(引用:平凡社『世界大百科事典』第2版)
このように百科事典では、『夜と霧』の由来については分かりますが、
あらすじについてはあまり分かりませんので、詳しく解説します。
『夜と霧』のあらすじ
1942年、オーストリアのウィーンで精神科医として診療所を運営していたフランクルは、
彼はユダヤ人であるという理由で、ナチス軍に捕らえられ、
妻や両親ともども強制収容所へ送られてしまいました。
世界史上、最悪の悲劇ともいわれるホロコーストの渦中に置かれたフランクル。
ヒトラー主導のもと、日々残虐な行為を身に受けながらも、
フランクルは生きることを諦めません。
絶望する人々を支え励まし、過酷な状況を奇跡的に生き抜いていく。
そして生き抜いた後、ホロコーストの実体験を心理学的に『夜と霧』で解説しました。
その目的は、ホロコーストを実体験をした人に対しては
自分の経験を心理学的に見て新しい人生観への理解の助けとすることであり、
実体験をしていない人に対しては、
ホロコーストの話をより理解しやすい内容にすることです。
まずは『夜と霧』のあらすじを時系列で見てみましょう。
『夜と霧』の時系列
アウシュヴィッツの被収容者の心の反応は、3つの段階に分かれます。
- 施設に収容される段階(第一段階)
- 収容生活そのものの段階(第二段階)
- 収容所から出た段階(第三段階)
まず、第一段階の施設に収容される段階では、
どんな心理状態になるのでしょうか?
第一段階の特徴「収容前のショック」
長時間昼夜を問わず移送された時、
収容前段階で、精神的にも大きなダメージを受けます。
駅の看板に書かれた「アウシュヴィッツ」を見た時、心臓が止まりそうになる。
アウシュヴィッツのことは曖昧なまま情報だが、みんな知っているからです。
ガス室などの大量殺戮などおぞましい場所であると。
恩赦妄想
しかし駅につき、貨車に乗り込んできた被収容者を見ると、
栄養状態が良く陽気な感じである。
この時移送されてきた人はこの事実を信じ込み、
自分も割と恵まれた待遇を受けるだろうと期待する精神状態となります。
死刑宣告はされても土壇場で自分は恩赦されるのだと、
妄想にしがみつくのです。
この妄想は、しばらく続きます。
最初の選別
所持品を置いて貨車から降りると、
男女一列となり親衛隊の高級将校の前まで歩かされます。
その将校は新しい収容者が、目の前を通る度に、
右手の人差し指を、右に、左に、動かしていました。
フランクルが通った時は右を指されましたが、
最初は何を意味するのか検討がついていませんでした。
しかし、後から分かったのは、これが生と死の最初の淘汰であり、
左を選ばれたものは生き残ることはできず、90%以上の人がこの時点で命を落とすことになります。
丸裸と消毒
到着した人たちは「消毒」を受けます。
まず全ての所持品を奪われます。
結婚指輪、写真、お守り、形見の品など、
フランクルはポケットに入れていた学術書すら所持を認められず、取り上げられます。
そして体中の体毛も剃り上げられ、誰が誰だか分からなくされて、
シャワー室へ向かいます。
この第一段階では最後に、
被収容者の人生をすべてなかったことにしたのです。
込み上げる感情:ユーモアと好奇心
被収容者が持っていた今後の期待や幻想は、一つずつ消えていきました。
すると思いもよらない感情が浮かんできます。
それは「ユーモア」です。
絶望的な状況で、シャワーを浴びながらお互い冗談を言い合い、
自分と相手を笑い飛ばそうと躍起になりました。
そしてもう一つの感情として「好奇心」が心を占めます。
突発的に生命の危機に晒されると、
自分がこれからどうなるのか、命拾いするのか、怪我をするのか、
といった冷淡と言えるほどの好奇心が出てくる。
環境への慣れ
またこれまで医学の教科書で学んできた、最適な睡眠時間や怪我への対処方法などは、
嘘っぱちだと思えました。
それらのものがなくても、ある程度健康状態が保てたのです。
「人間はどこまでも慣れる存在」と言った
ドストエフスキーの言葉が正しかったと思わずにはいられないほど。
次に、第二段階の収容生活そのものの段階では、どんな心になるのでしょうか?
第二段階:収容所生活
第一段階から第二段階へ移動すると、
被収容者はだんだんと感情をなくしていく段階に入っていきます。
感情の消滅(アパシー)
収容所で最初に感じていた被収容者の苦悩などの感情が、奪われはじめます。
家族に会いたいという思いや、粗末すぎる服装への嫌悪感、
泥や糞にまみれる作業現場への嫌悪といった感情がなくなってきます。
また理不尽に棍棒で殴られながら、決められた歩調で糞尿の中を歩き続けるなど、懲罰訓練を受ける仲間を見ても、
見るに耐えなかった感情が、だんだんと鈍くなり、無関心になり、何も考えずに見れるようになります。
苦しむ仲間の姿を見て、嫌悪も恐怖も同情も憤りもなく、
仲間が死ねば食料や衣服を奪う対象と考えてしまう。
しかしこれらの肉体的苦痛や、罵倒による精神的苦痛によって、どんなに感情が鈍磨しても、
自己の人生を愚弄された時には、怒りの感情が込み上げることがありました。
自己保存メカニズム
これらの感情の消滅は、生き残るために、精神にとって必要可決な人編の仕組みであり、
感情を消滅させることで、被収容者の努力や感情は、
ひたすら生命維持することに集中させることができるようになるのです。
そして栄養不良の状態だと、食欲に対する意識が全面に出てきて、
性欲が全く出てこない状態になります。
政治と宗教
噂で流れてくる政治の話は、被収容者の心をすり減らすだけでしかありませんでした。
つじつまもあわない話にも関わらず、戦争が終わるという希望を抱いては、
何度も何度も失望させられる。
宗教への関心に目覚めた人の、絶望的な状況での祈りは、
感動的なものでありました。
しかし、発疹チフスにやられた被験者は、死期をさとり祈ろうとしたが、
高熱が引き起こす幻覚や錯覚により、祈りの言葉すら出せない状況だった。
内面への逃避
もともと精神的に感受性の強い人のほうが、収容生活での精神的ダメージは受けていませんでした。
それは外部の絶望的な世界から、自由な精神的な世界に入っていたからとしか説明できません。
フランクルは、極寒の中で護衛の監視兵に怒鳴りつけられ、蹴りを入れられながら歩いていると、
隣を歩いていた仲間が「女房たちがおれたちのこのありさまを見たらどう思うだろう」と呟く。
すると脳裏に妻の姿がハッキリと浮かびました。
その後もどんな苦しい作業であっても心の中で妻と話し続け、
フランクルは「愛は人が人として到達できる究極にして最高のものだ」ということを理解しました。
心の奥底で愛する人に思いを馳せれば、ほんの一時にせよ、至福の境地に至れると考えたのでした。
運命と決断
収容所では、どんな決断が、どのような運命をもたらすのか、判断できなかった。
フランクルは運命に逆らわないような決断をするようにしていた。
病人収容所への患者移送団が編成されるが、行き先はガス室行きの可能性もあった。
フランクルは医師として同行するか聞かれた時、病人収容所への同行を志願したが、
多くの仲間は移送を逃れるために夜間シフトを志願した。
その後移送は中止になり、夜間シフトを選んだ者のほとんどが命を落としてしまう。
2回目の移送団が編成された時、フランクルを懇意にしていた医長が
移送者リストから名前を取り下げようか打診してきたが、
フランクルは運命に身を任せ移送されることを決意。
友人には妻への遺言を渡すほど死を覚悟したものの、実際に病人収容所へ到着した。
一方、フランクルが元々いた収容所は、環境が悪化し、餓死者が続出してしまう。
またフランクルは脱走を試みるも途中で脱走の中止を決意したり、
2度目に脱走をしようとしたところ、国際赤十字軍に庇護され、
収容所生活を終えることができた。
しかしその後もギリギリのところで生き延びながら、
生きてアウシュヴィッツを出ることができたのです。
生きる意味を問う
過酷な生存環境で、生きる意味を見出せなければ、
頑張り抜く力は失われてしまう。
ひるがえって、生きる目的を見出せず、生きる内実を失い、生きていても何もならないと考え、自分が存在することの意味をなくすとともに、頑張り抜く意味も見失った人は痛ましいかぎりだった。
そのような人々はよりどころを一切失って、あっという間に崩れていった。
あらゆる励ましを拒み、慰めを拒絶するとき、彼らが口にするのはきまってこんな言葉だ。
「生きていることにもうなんにも期待がもてない」こんな言葉に対して、いったいどう応えたらいいのだろう。(引用:ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』)
しかし、生きる意味を見出すことはできません。
そこで考え方を大きく変え、
「生きることが私たちから何を期待しているかが問題」だということを
被収容者に伝えていくとフランクルは説明します。
ここにはユダヤ教の影響が見られます。
人生が私たちに意味を問うていると考えるべきであり、
それぞれが個々に具体的に生きる意味を見出すべきだとフランクルは言うのです。
たとえば、外国で父親の帰りを待つ、目に入れても痛くないほど愛している子供がいる被収容者には、
子供に対する責任があることを自覚し、存在への意味を見出すことに成功しました。
存在への意味を見出せた人は、あらゆる困難に耐えられたといいます。
苦しみの中に、わずかでも生きる希望を見出すことが、重要になってくるのです。
では、生き残った人は、収容所から出るとどうなるのでしょうか。
第三段階:収容所からの解放
収容所から開放されたあと、元被収容者たちは喜びを爆発させることはできませんでした。
まだ現実を受け入れられず、感情を何も感じないのです。
心理学の立場でいえば、強度の離人症の状態です。
自由に動き回れる日が来ることが、まだ非現実であり、
信じることができませんでした。
しかしまず、精神より先に体が現実を受け入れ始めます。
今まで飢餓状態だった体は、何時間も何日も食事を貪り食べ続けました。
そして舌が動くようになり、抑圧から開放されたことで何時間も語らずにはいられなくなります。
さらに数日が過ぎて突然、感情がほとばしりました。
しかし過去の経験は収容所を出た後も、精神的なケアを必要とし、
元被収容者たちは失意の苦しみを受け続けていくのです。
以上が『夜と霧』のあらすじです。
では、この強制収容所の体験記を通して、フランクルは何を言いたかったのでしょうか?
『夜と霧』4つのポイント(要点)
『夜と霧』には、次の4つのポイントがあります。
- 生き延びた人と自殺を選んだ人の違い
- 3つの価値とは
- 態度価値とは
- 生きる意味は自分で探すもの
1. 生き延びた人と自殺を選んだ人の違い
アウシュヴィッツでは、同じ困難な環境であっても、
自殺を選んだ人と、最後まで自殺をしなかった人がいました。
この違いは、「未来に対し、生きる意味を見出していたかどうか」でした。
ニーチェは次のように言っています。
人間──最も勇敢な動物で、最も苦しみに慣れている──は、
苦しみ自体を拒絶するのではない。
もしその苦しみの意味、目的があるのなら、
苦しみを欲し、探し求めさえする。
(引用:ニーチェ『道徳の系譜』)
どんな状況でも意味を感じることができれば、
どんなに苦しく、悲惨な状況でも自殺を踏み止まるほどの効果があります。
それほど人間にとって苦しみの意味、生きる目的が重要なのです。
では、どうやって生きる意味を見い出せばいいのか、
フランクルは3つの価値という思想を提唱しています。
2. 3つの価値とは
フランクルは、3つの価値という観点から、
生きる意味を見出すことができると書いています。
3つの価値とは以下の3つです。
- 創造価値
- 体験価値
- 態度価値
それぞれどんなことなのでしょうか?
端的に解説します。
創造価値
まず「創造価値」とは、活動の自由のことです。
例えば、家庭・事業・作品・チーム・会社・仕組み作りなど、
一口に「創造」と言っても意味は幅広く、全力を尽くして創るものすべてを含み、
それにより感じる価値(生きがい)のことです。
体験価値
「体験価値」とは、楽しい体験のことです。
例えば、人を愛する、行ったことない場所に行く、
やったことがないことをする、会ったことがない人に会うなどの
体験で得られる価値を指します。
態度価値
「態度価値」とは、人間が運命を受け止める態度によって実現される価値のことです。病や貧困、その他様々な苦痛の前で、
活動の自由(創造価値)を奪われ、楽しみ(体験価値)が奪われたとしても、
「その運命を受け止める態度を決める自由」が人間に残されているということです。
最後の態度価値について、次の項目で詳しく説明します。
3. 態度価値とは
「態度価値」とは、人間が運命を受け止める態度によって実現される価値です。
つまり運命をどう受け止め、どう解釈するかは「自分で決められる」ということです。
活動の自由(創造価値)を奪われ、楽しみ(体験価値)を奪われたとしても、
心で思うこと(事象への理解と解釈)は誰も止めることはできません。
たとえ、長年研究していた論文が破り捨てられても、最愛の妻と両親が殺されても、
受け止め方次第で、力強く生きていくことができるのです。
それを体現したのが、まさに『夜と霧』の著者フランクルです。
フランクルは、人間が最後まで持ちうる価値である「態度価値」を最も重視しています。
アウシュビッツという極限の状況の中にあっても、
人間らしい尊厳のある態度を取り続けた人がいたことを体験し、
記録に残したものが『夜と霧』なのです。
4. 生きる意味は自分で探すもの
生きる意味がテーマである『夜と霧』には、
生きる意味に明確な答えを示していません。
なぜならば、上記3つの価値を基準に、
自分自身が考え、見つけるものだとフランクルは考えているからです。
ホロコースト内では、生きる意味を見出せなかった人は、
クリスマスが過ぎると希望を失い、精神を病み、次々と自殺していきました。
彼らの共通点は、運命は神が与えたものであり、
自分で変えることはできないと考えている点です。
フランクルは、人生に何かを求めるのではなく、
自分が人生にどんな意味を持たせたいか、どんな人生にしてやろうかと、
自発的に考えることが大事だと訴えているのです。
しかし『夜と霧』では、アウシュヴィッツから解放された元被収容者の中には、
アウシュヴィッツの中では希望としていた家族が亡くなっていると、
解放後も失意の中に生きていくことを書いています。
さらに別の書籍には、ロゴセラピストには、生きる意味を告げることができないとも書いています。
ロゴセラピストといえども患者に、その意味がいったい何であるのかを告げることはできない。
(引用:ヴィクトール・E.フランクル『〈生きる意味〉を求めて』)
人生は苦しみの連続です。
本当に希望となる生きる意味は、どこにあるのでしょうか?
『夜と霧』に書かれなかった本当の生きる意味
今回の記事では『夜と霧』のあらすじを紹介し、要点を解説しました。
『夜と霧』では3つの段階にあわせて、
アウシュヴィッツの被収容者の心理状態を、心理学的立場から解説しています。
- 施設に収容される段階(第一段階)
- 収容生活そのものの段階(第二段階)
- 収容所から出た段階(第三段階)
また『夜と霧』を知る上で4つのポイントも解説しました。
- 生き延びた人と自殺を選んだ人の違い
- 3つの価値とは
- 態度価値とは
- 生きる意味は自分で探すもの
しかし、本当の生きる意味は『夜と霧』には書かれておらず、
著者のフランクル自身も答えられないと言います。
では本当の生きる意味など存在しないのでしょうか?
誰も答えられない本当の生きる意味ですが、仏教に教えられています。
それは、お釈迦様が仏の智慧によって明らかにされているからです。
仏教で教えられた本当の生きる意味について、電子書籍とメール講座にまとめておきました。
一度目を通しておいてください。
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この記事を書いた人
長南瑞生
日本仏教学院 学院長
東京大学教養学部卒業
大学では量子統計力学を学び、卒業後は仏道へ。仏教を学ぶほど、その底知れない深さと、本当の仏教の教えが一般に知られていないことに驚き、何とか1人でも多くの人に本物を知って頂こうと、失敗ばかり10年。たまたまインターネットの技術を導入して爆発的に伝えられるようになり、日本仏教学院を設立。科学的な知見をふまえ、執筆や講演を通して、伝統的な本物の仏教を分かりやすく伝えようと今も奮戦している。
仏教界では先駆的にインターネットに進出し、通信講座受講者4千人、メルマガ読者5万人。X(ツイッター)(@M_Osanami)、ユーチューブ(長南瑞生公式チャンネル)で情報発信中。メールマガジンはこちらから講読可能。
著作
- 生きる意味109:5万部のベストセラー
- 不安が消えるたったひとつの方法(KADOKAWA出版)