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仏教行事に混ざり込む迷信と本当の意味

仏教では色々な行事があり、これを「仏事ぶつじ」といいます。
仏教の行事」の最初の「仏」と最後の「事」をとって「仏事」です。
ほとんどの人が、日常生活の中で仏教にふれるのは、
葬式法事お盆お彼岸などの仏事ですから、
仏事が仏教にふれるはじめになることがほとんどです。

ところが、この仏事には、もともと仏教の教えにないものが
歴史的に多く混ざり込んできており、現在では、
9割以上は仏教の教えと関係のないことが行われ、
多くの迷信が入り込んでいる状態です。

それをみんなが
「仏教というものはこういうものだろう」
と信じてしまっては大変です。

仏教やその他の宗教について、みんながあまり知識がないのをいいことに、
お葬式戒名お墓や霊園で、何十万、何百万という
大きなお金を持って行こうという関係者がたくさんいます。

そうやって、意味も分からず、ただ習慣的に
大きなお金をかけて仏事が行われるばかりで、
みんなが仏教を嫌いになって、仏教はすたれていく一方です。

せっかくの仏教の行事ですので、正しい意味を知り、
正しい心がけでのぞめは、仏教の教えにかない、
有意義なものもたくさんあります。

そこで、このカテゴリでは、
そんな仏教の行事に、どんな意味があるのか、
ということについて解説していきたいと思います。

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この記事を書いた人

長南瑞生

長南瑞生(日本仏教学院創設者・学院長)

東京大学教養学部で量子統計力学を学び、1999年に卒業後、学士入学して東大文学部インド哲学仏教学研究室に学ぶ。
25年間にわたる仏教教育実践を通じて現代人に分かりやすい仏教伝道方法を確立。2011年に日本仏教学院を創設し、仏教史上初のインターネット通信講座システムを開発。4,000人以上の受講者を指導。2015年、日本仏教アソシエーション株式会社を設立し、代表取締役に就任。2025年には南伝大蔵経無料公開プロジェクト主導。従来不可能だった技術革新を仏教界に導入したデジタル仏教教育のパイオニア。プロフィールの詳細お問い合わせ

X(ツイッター)(@M_Osanami)、ユーチューブ(長南瑞生公式チャンネル)で情報発信中。メールマガジンはこちらから講読可能

著作

京都大学名誉教授・高知大学名誉教授の著作で引用、曹洞宗僧侶の著作でも言及。