インド仏教衰退の原因

仏教は、約2600年前、
インドでご活躍なされたお釈迦さまが説かれたものです。
ところが、今日のインドでは、ヒンズー教ばかりで、
仏教は衰退してしまっています。
仏教が本当にすばらしい教えなのであれば、
もっと多くの人に広まるはずなのに、
一体どうしてなのでしょうか?

インド仏教の歴史

仏教は、約2600年前、
お釈迦さまの時代から多くの人に伝えられ、
紀元前3世紀のアショーカ王を始め、カニシカ王から
6世紀のグプタ王朝までがインド仏教の最盛期で、
千年以上もインド文化が興隆し、
東洋の文化の発祥地となりました。

ところが、10世紀以降、イスラム教がインドに入って来て、
悪貨が良貨を駆逐するように仏教はインドで衰退し、
大体12世紀頃に仏教は滅亡したといわれます。

その後インドは、お釈迦さまがお亡くなりになるとき、
一切外学の九十五種は、皆悪道に趣く
と『涅槃経』に説かれた通りになっていきます。

一切外学の九十五種」とは、仏教以外の宗教のことです。
皆悪道に趣く」とは、人々を苦しみの世界に落とす
ということですから、お釈迦さまは、
仏教以外のすべての宗教は、人々を苦しみの世界へ落とすと
説かれていたのです。

実際、お釈迦さまの遺言通り、仏教がなくなり、
ヒンズー教やイスラム教ばかりになってしまったインドは、
外国に征服されるようになっていきます。

19世紀には、キリスト教のヨーロッパから侵略され、
イギリスの植民地とされて搾取され、
進歩発展が妨げられてしまいました。

インド仏教衰退の原因

仏教の教えは、商売を繁盛させて、
お金を儲けるためのものでもなければ、
病気を治したり、縁結びや、子宝に恵まれるための教えでもありません。
色々な苦しみの根本原因を抜いて、
あるがままで、変わらない幸せになる
底知れず深い教えです。

ところが、インドの仏教は、時代が経つにつれて、
だんだんとお釈迦さまの説かれていない、
祈祷をしたり、現世利益を祈ったりし始めてしまいました。

そうなると、
悪貨が良貨を駆逐する」といわれるように、
儲かりますよ、病気が治りますよ
とう単純で質の低い教えのほうが、多くの人に分かりやすく、
広まっていくのです。

しかし、それで苦しみがなくなるわけではありません。
病気が治っても一時的で、
また次の病気になりますし、
やがてすべての人が死んでいきます。
また、健康でお金があるのに、
幸せではない人はたくさんあります。

その、次から次へとやってくる苦しみの根本を抜いて、
変わらない幸せにする
のが仏教です。

仏教は「仏の教え」と書くように、
教えが命ですが、その教えを自ら変えてしまうことにより、
力を失ってしまうのです。

日本は仏教が花開く地

これは、現代の日本でも同じ現象が起きています。
仏教を教えるはずのお寺で、
お釈迦さまの説かれなかった葬式先祖供養ばかりが行われ、
おみくじや祈祷をするところもあります。
そして、本当の仏教の教えを聞くことができなくなって、
急速に衰退の一途をたどり、仏教は滅亡寸前の
危機的な状況にあります。

現代では、中国も共産主義となって仏教は衰退し、
韓国でも、キリスト教ばかりになって仏教が衰退しています。
今日では、世界最大の仏教国となっているのが日本です。

昔から日本は、「大乗相応の地」といわれ、
まことの仏教が花開くにふさわしい土地である、
ともいわれています。

仏教には、苦しみの根本原因を知らせ、
それを断ち切って、どんな人でも未来永遠の幸せにする、
底知れない深い教えが説かれていますので、
日本人の私たちが、この尊い教えを学び、
未来へ伝えていきましょう。

その、どんな人も本当の幸せになれる仏教の教えは、
一言では述べられないので、メール講座と小冊子で、
分かりやすく学べるようにまとめてあります。

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