阿修羅(あしゅら)とは?

阿修羅といえば、よくマンガやゲームに出てくる、
仏教でも特に人気のキャラクターで、たいてい顔が3つで腕が六本あります。

興福寺の「阿修羅像」も、その美しく哀しい表情が、
とても人気です。

阿修羅について、色々なところで色々いわれますが、
仏教ではどのように説かれているのでしょうか。

阿修羅とは

阿修羅は、略して「修羅(しゅら)」ともいわれます。

仏教では、私たちが生まれ変わり死に変わりを果てしなく繰り返す世界を
6つに分けて「六道(ろくどう)」といいますが、
その1つが「修羅界」とか「修羅道」といわれます。

それは、争いの絶えない闘争の世界です。

よく、ケンカの絶えない夫婦がいると、
あの家は修羅場だ」といいます。
なぜ好きで一緒になったのに、
争いの絶えない世界になってしまうのでしょうか。
どんな人が阿修羅に生まれるかを知れば、
そのヒントも分かります。

阿修羅はすぐに腹を立て、阿修羅の王を中心として、
仏法を守護する神である「帝釈天(たいしゃくてん)」に
常に戦争をしかけ続けています。
(本来は、その戦場を「修羅場」といいますが、
それが転じて、特に男女が争った場合に
修羅場」といわれます)

そして、みんなが親孝行したり、仏教を大切にしていると、
帝釈天が勝つのですが、
みんなが親不孝だったり、仏教を粗末にすると、
帝釈天は不利になります。

阿修羅は、このように常に神々に戦争をしかけ続け、
敗北し続ける世界です。
みんな軍人ですので、生傷が絶えず、
戦争で手足を失っていたり、若死にする阿修羅もいます。
雷がなると、帝釈天などの神々の軍勢の打ち鳴らす太鼓かと思って、
あわてふためいたり、恐怖したり、悲しんだりします。

そして、いちいち説明できないほど色々な憂いや苦しみが、
毎日朝昼晩と迫ってくる人間界の一つ下の世界です。

修羅道に堕ちる行い

ではどんな原因によって、阿修羅に生まれるかというと、
怒りと、自惚れと、疑いによると説かれています。
夫婦ゲンカも、すぐに腹を立てたり、
相手を見下したり、疑ったりすると、起きやすいので、
このあたりを注意しないといけないかもしれないですね。

また、六道輪廻を完全に断ち切るには、
六道輪廻の根本原因をなくさなければなりません。

その迷いの根本原因が仏教にどう教えられているかについては、
分かりやすいように、メール講座と、小冊子にまとめておきました。

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