智慧(ちえ)とは?

今回は、六度万行の6番目の「智慧」についてです。
「智慧」とは、今日の言葉でいうと、修養のことです。
英語でいえば「セルフカルティペーション(self-cultivation)」です。

智慧とは

お釈迦様は、六度万行の最後に、
それまでの
1.布施
2.持戒
3.忍辱
4.精進
5.禅定
の5つを総括して、
智慧と教えられています。

五つのことをまとめたもので
因果の道理を信じて、悪いことやめて、善いことしなさい」
ということです。

なぜ最後に総括されているの?

よく西洋の考え方では、
「もれなく・だぶりなく」
(MECE:Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive)
がいいとされています。
それは、何かを網羅したり、抜けを探すときに有効です。
しかし、そうでなければならないというものではありません。

お釈迦さまの目的は、何かを網羅することではなく、私たちを本当の幸せに導くことですから、
最後に総括されて、私たちを導いておられるのです。
因果の道理を信じて、
1.布施
2.持戒
3.忍辱
4.精進
5.禅定
を行うと、幸せな運命が生み出されますので、
これらの5つに心がけて、本当の幸せになれるよう、
聞法精進させて頂きましょう。

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