「現代人の仏教教養講座」

 

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不安の根本原因と解消法

不安になると眠れなくなります。
得体の知れない不安が頭から離れなくなって押しつぶされそうになったり、居ても立ってもいられない焦りを感じます。
不安のせいで行動できなくなり、大きなチャンスを逃すこともあります。
一体なぜ不安になるのでしょうか?
不安を解消し、希望に変え、安心に転じるにはどうすればいいのでしょうか?

漠然とした不安とは

不安とは、気がかりや心配のことです。
問題が起きれば明確な不安を感じる時もありますが、大体は具体的な問題となる前、漠然とした不安であることが多いでしょう。
つまり「これから自分にとってまずいことが起きるのではないか」と恐れることです。

恐怖というと、怖いものが何なのか、恐怖の対象がわかっている場合が多いのですが、不安の場合は、どちらかというと対象がわからないことが多くなります。

漠然とした怖れを懐いて、肉体的にも動悸が激しくなったり、冷や汗をかいたりします。

どんな人でも不安にならない人はありませんが、なぜ人は不安になるのでしょうか?

なぜ漠然と不安になるのか

不安になるのは、学習によるものといわれています。

何か恐ろしい体験をすると、それが強く刻み込まれ、再び同じような状況になったときに、不安や恐怖を感じるようになります。
それはなかなか消えません。

進化の過程で、恐ろしいことが起きたとき、それに不安を感じるようになると、生き延びる可能性が高まったからだと言われます。

たとえば、水飲み場に行ったとき、恐ろしい猛獣に襲われると、次から同じ水飲み場に行ったときに不安を感じるようになります。
これによって、生き延びる確率を高めるのです。

では、そんな恐怖体験はまったく身に覚えがないのに不安を感じるのはどんな理由なのでしょうか?

心理学では、小さい頃の恐ろしい体験が、記憶の底に追いやられたときに恐怖を感じると言われて来ましたが、最近の脳科学では、恐怖体験をしているとき、脳の中で記憶をつかさどる海馬の働きが抑制され、記憶に残りにくいと分かってきています。

脳科学では、身に覚えのない漠然とした不安も、やはり過去の恐怖体験の条件づけによるものだろうといわれています。

漠然と不安になるメカニズムは脳科学でもハッキリしたことは言えず、日々、研究がなされています。

では、不安を解消するには、どうすればいいのでしょうか?
脳科学、心理学、仏教などの分野で全部で5つあります。

仏教で教えられる不安の原因

仏教の教えから考えると不安の原因は2つあります。
以下の二つです。

いつの世も、私たちの不安を搔き立てる要因がふたつあります。
・諸行無常
・有無同然

この2つのうち、まず諸行無常の意味についてみてみましょう。

不安の原因1:諸行無常

「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」の言葉でも有名なお言葉で、
諸行はすべてのもの、
無常は常がない、変わり続ける
という意味です。

人間は、ホメオスタシスともいわれる「現状を維持したいといった脳の働き」があります。
これは肉体の細胞だけでなく、心理的にもあてはまります。
つまり日常の変化を嫌がる生き物であり、変化に不安を感じるのです。
そして現代は、変化のスピードがはやくなり、ますます不安を感じやすくなっています。

庶民はどこへ行くにも歩いていたのが、誰でも車や電車、飛行機であっという間に移動できるようになりました。
新聞やラジオで文字や音声情報を伝えるのがやっとだったのが、テレビが発明され、インターネットが普及し、映像情報が瞬時に伝わります。
このような色々な技術が相乗効果を起こして、時代の変化はますます速まっていきます。
安心を求めて技術や科学を進歩させてきたのは人間ですが、変化が速まるほど、今喜んでいる状態もすぐ変化し、すぐ別の不安が生じます。
安心を求める努力が諸行無常のスピードを速め、逆に不安を大きくしているのです。

この変化のスピードは、もう落とすことはできないでしょう。
諸行無常について詳しくは、下記をご覧ください。
諸行無常の響あり

不安になる原因の2つ目が有無同然です。

不安の要因2:有無同然

有無同然とは、「有っても無くても同じく然り」と書き、意味は物に恵まれていても、恵まれていなくても苦しむことは同じという意味です。
言い換えれば、
「有っても無くても、満足できないことには変わりがない。何かしら不安なことは同じだ」ということです。

お金のない状態は大変不安です。
「今の生活が続けられないのではないか」
「借金が返せないのではないか」と心配になります。
ところが、お金があればあったで「金持ちほど塀が高い」といわれるように
「誰かにだまし取られるのではないか」などと、また別の不安が起きてきます。
これはお金以外でも同じです。
恋人がいない時は「このまま結婚できないのかな」と不安になりますが、恋人ができると「この人と結婚して大丈夫かな」「相手の心が変わらないかな」という不安が起きてきます。
そんなことを考えているうちに、もっと先のことも不安になります。
「もし頑張って何かを手に入れても、有無同然だとすれば、なんのために頑張って生きているのか?」「頑張って生きても、有無同然で、人生を振り返った時に、自分の人生が無意味だったと感じるのではないか」という、つかみどころのない不安です。
有っても無くても同じだとすれば、何をしても無意味に思えて、生きる方角がわからなくなってしまいます。

有無同然について詳しくは、こちらをお読みください。
お金持ちは幸せ?

日本人は世界一不安になりやすい

不安遺伝子」が、サイエンスという科学雑誌に発表されたのは、1996年のことでした。
不安遺伝子」とは、不足すると不安を感じるセロトニンという神経伝達物質の量を調節する遺伝子です。

さらに29カ国の国際的な調査の結果、不安遺伝子が一番多いのは日本人だと分かりました。

例えば日本人とアメリカ人で、この遺伝子を持つ割合はこのような違いがあります。

不安遺伝子 \ 国民 アメリカ人 日本人
2本以上 19% 67%
1本以上 67% 97%
0本 33% 3%

日本人は、非常に不安を感じやすい、世界ランキング1位だったのです。

現代は不安になる人が増えている

日本人は、世界で最も不安になりやすい上に、現代では、不安になる人が増えています。

それは、うつ病の増加や抗不安薬の処方の割合に表れています。

うつ病になると強い不安に襲われますが、
2002年に71万人だったのが、
2007年に104万人と、46%も増えています。

抗不安薬の処方も、すべての薬の処方に対して
2005年には4.4%、
2008年には5%と増加の傾向にあります。

このように、現代は不安になる人が増えているのです。

ですから、もしあなたが不安を感じやすいとしても、それはあなただけではありません。
現代人は、みんな不安を抱えていきているのです。

では現代人は、どんなことに不安を感じているのでしょうか?
アンケートに答えてもらいました。

不安になるのはどんな時?

どんな時に不安になるのか、あるとき、約3万5千人のメルマガ読者にアンケートをとってみました。
その結果、多かったのは次の5つのカテゴリでした。

不安になりやすいカテゴリ
  1. 仕事やお金
  2. 恋愛
  3. 育児
  4. 家族
  5. 人生

あなたもどれかに思い当たるのではないでしょうか?

1.仕事やお金

やはり
お金がなくなっていくと不安になってしまう
これからの生活が不安
という生活の不安がトップです。

このような仕事につけないという不安もあります。
ずっとひきこもりでもう38歳になってしまいました。
就職できそうもなく、この先不安です

しかしながら、仕事についても不安です。
仕事で周りと差がつけられてしまう。
打ち明けられる友人もいませんし、ネガティブな思考から抜け出せません。
不安は積もる一方です

そして、大企業に就職して地位を築いても不安はなくなりません。
お金と地位を求めて大企業に就職し昇進しましたが不安は無くならず

そして、退職すれば収入が途絶えて不安になります。
退職後の経済的不安定さ
60代を迎えても経済的安定が得られていないことの不安があります。
金がすべてではないと思いながら、生きるために必要な金を求め続けている

お金がある人も、ない人も、いつも不安です。
金銭面について常に不安を抱えているのを感じています
つまり、経済的には常に不安なのです。

次に恋愛関係でも不安を感じます。

2.恋愛

まず、恋人が見つからないと不安になります。
このまま独りなのではないかという不安
私は誰からも愛されないで生涯を終えるのではないかという、不安にかられています

そして、恋人を失った人も不安になります。
失恋して立ち直れない。結婚できない、一生独り身で孤独になることを恐れています

ところが、恋人がいる人も不安です。
恋愛依存性なのではないかという不安
そして、結婚しても不安はなくなりません。
今後の結婚生活に対して不安

そして、離婚しても不安です。
離婚させられて、一人で生きていけるか?
将来が不安です

私は離婚しましたが、結婚してれば幸せかというと、決してそんなことはなかった。
寂しかったり、今後の人生が不安だったりする

恋愛面でも、どんな状態でも不安はなくなりません。

3.育児

女性の方は特に、育児でも強い不安を抱えているのが普通です。
次から次へと悩みが起きてくる。
子供がどんな状態であっても、これでいいんだろうか。
やんちゃで手に負えない。それで不安。
いい子ならいい子で、大丈夫?

子供がどんな状態でも不安です。
ましてや最近多い、引きこもりになったら大変です。
子供がひきこもり…私は育児不安です

そして、子供が巣立ったらと思うと不安です。
今は子育てが全て。子供が成長し離れて行ったとき、ある意味目的を失い、私に何がのこるのかと不安に思う
育児でも不安は絶えません。

4.家族

40代くらいになってくると、親についての不安が起きてきます。
両親も年取っているのでいつ亡くなるかわからないという、不安定感もあります
親の健康を考えると、介護もどうしようと思います。
老母の健康不安と自分自身の精神的、肉体的弱さに悩んでいる
そして、親が亡くなったらと思うと、心の支えを失って不安になります。
家族を亡くし一人になることが不安

これまでの4種類のような生活の不安ばかりでなく、人生についての漠然とした不安もあります。

5.人生

生活の不安はなくても人生についての不安がでてきます。
実は不安には二種類あり、生活の不安と人生の不安は別物です。

私たちが感じる不安は、大きく分けると二種類あります。
1つは『生活の不安』
もうひとつは『人生の不安』です。
『生活の不安』とは、簡単に言えば、人間関係やお金など日常生活にまつわる不安のこと。「仕事で成果を出さなければ」「家事をしっかりこなさなければ」「あの人に嫌われないようにしなければ」などの具体的な悩みです。
比較的、目の前の問題にまつわる不安とも言えるでしょう。
一方の『人生の不安』は、『生活の不安』に比べると、漠然としています。「このまま頑張っても無意味では?」「今のまま進んでも後悔しか残らないのでは?」となんとなく先行きが暗く思えます。
これは、人生を少し先の方まで見た、ひとつ深いレベルの不安と言えるでしょう。
2種類の不安のうち『人生の不安』は、『生活の不安』より目立たず、心の奥底にあるため気づきにくいのですが、このふたつは本質的に異なるものです。

人生の不安とは、たとえば以下のようなものです。
「仕事もやり終え、定年を迎えた今日この頃、生活に不安はないけれど何かやり残したことがあるようで、心が満たされない毎日を送っています」
こんな人もあります。

仕事もやり終え、定年を迎えた今日この頃、生活に不安はないけれど何かやり残したことがあるようで、心が満たされない毎日を送っています
こんな人もあります。
還暦を迎えがむしゃらに仕事して生きてきたのに、ここに来て何かこれで良かったのだろうかと不安を感じています。
いつまで生きるのかは解りませんがこれから先、どのように生きて行ったら良いか考えます

いくつになっても、人生についてはわからないのです。
いまだどこに向かって生きたいのかわからず、心からの安心や満足が得られない不安を抱えております

自分を見つめたときにこのような不安が起きてきます。
心にぽっかり穴が空いたような……
何をしても意味がない様に思えてワクワクしないことに不安を感じています

このような不安は、生きる意味がわからない不安です。
自分が今この世に生きている意味は何なのか。
いつも身の丈以上に努力をしている自分は自分自身を苦しめているのではないか?
自分の生き方は間違っているのかも知れないと言う不安があります

これは、生きる方角が分からない不安と同じです。
気の向くままに生きるだけでは、幸せな人生を歩めないのではないかと不安です。
人生の指針が欲しいです

なんのために生きるのか分からない不安でもあります。

なぜ生きなくてはならないのだろうか?
どこへ向かって生きているのだろうか?
と考えると誠に苦痛と不安でいっぱいになります

死にたくないから生きているという人も有ります。
生きたくない、だけど死にたくもない。
全てを投げ出したくなるような焦燥感や不安を感じる

他にも、将来のことを考えた時にも不安が起きてきます。
歳とったときに、自分の人生が無意味であったと感じてしまう不安

このような人生の不安も含めると、やはり日本人は、世界で一番不安になりやすい民族なのかもしれません。

このように、不安はどんな状態の人にも起きてくるのですが、不安によって、どんな影響が起きてくるのでしょうか?

不安の影響

不安になると、眠れなくなります。
なぜか目が冴えてしまって、不安でドキドキ心臓が高鳴ったりします。

なかなか寝付けないので寝不足になって、日中の仕事のパフォーマンスも下がりますし、免疫力が低下して、病気になりやすくなります。

また、不安になると行動できなくなるので、うまく行けば大きな結果がえられるときも、一歩が踏み出せません。
何も挑戦せずに常に無難な道を歩むことになり、退屈であたりさわりのない人生になります。

そして収入が下がったり、子供が事故に遭ったりしたとき、一つの不安を引き金に「もうダメなんじゃないか
という不安に襲われ、どんどん大きくなっていきます。
放っておくと不安は雪だるま式に大きくなってゆきます。
神経を張り詰めたお先真っ暗な状態になり、自殺してしまう人もあります。

このような恐ろしい影響を引き起こすのが不安ですが、不安とは、一体何なのでしょうか?

5つの不安解消法

不安の解消法については、大きく分けると以下の5つがあります。

5つの不安解消法
  1. 運動
  2. カウンセリング
  3. マインドフルネス瞑想
  4. 仏教

この中で、脳科学の分野では、脳の働きを抑制するというアプローチがとられます。
これは運動と薬物療法の2つです。

そして、心理学の分野でも、カウンセリングによって、不安の解消がなされてきました。

さらに仏教でも、不安が消える方法が教えられています。
それぞれ見てみましょう。

1.運動

私たちは、止まっているときは、衣服が肌に擦れ合うことを感じます。
ところが、歩いているときは、止まっているときよりもはるかに衣服が肌に擦れ合っているのですが、歩いているときに触れ合うのは当たり前なのでほとんど衣服の擦れ合いを感じません。

これは、止まっているときも動いているときも、知覚していることは変わらないのですが、動いているときは、自動的に小脳が、知覚を抑制するようになっていることがわかっています。

つまり運動しているときは、感覚がにぶるのです。
そしてそれは、不安にもいえることです。

不安を感じたときは、運動をすると、不安が薄れていきます。
軽度のうつ病では、運動が最も効果的な治療法となるほどです。

運動は体にもよく、不安になったときの解消法としてはもっともオススメな方法です。

ただ、対症療法であり、一時的であることは否めません。

2.薬

2番目は、抗不安薬です。

薬物が、脳内でどのように働いて不安を解消するのかは、議論がありますが、複数の部分に働いていることが多いようです。
抑制物質の効果を促進するもの、海馬の記憶力を低下させたりするものなど、色々な種類がありますが、いずれも、脳の働きを抑制して、不安を減らそうというものです。

体にあえばそれなりに効果はありますが、体にいいものではありませんし、対症療法なので効果は一時的です。
抗体ができると効かなくなったり、副作用が出たりします。

3.カウンセリング

フロイトの精神分析をはじめとするカウンセリングも、脳科学と同じように不安が起きるのは過去の恐怖を学習したものと考えていますが、不安解消のアプローチは異なります。

精神分析の場合は、患者が自分の中にある葛藤を自覚するのを助けます。
行動療法の場合は、不安を引き起こした恐怖の程度の低いものが安全であることを体験し、少しずつ強度をあげて、条件付けを変更していきます。

感情と理性では、感情のほうがはるかに強いのですが、これは理性で感情を変えて行こうとするアプローチですので、どちらも長い時間がかかります。

4.マインドフルネス瞑想

最近静かなブームを呼んでいるのは、「マインドフルネス」です。

創造性や集中力が高まり、ストレスが軽減されるということで、グーグルやアップル、インテルやヤフーといった大企業で取り入れられています。

これは、仏教から発祥したものですが、簡単にいえば瞑想のようなものです。
心を「今・ここ」に集中することによって幸せを感じようとするものです。

何か好きなことに没頭するとあっという間に時間が経ってしまう充実した状態の「フロー」に似ています。
しかも、フローに入るのは簡単ではありませんが、マインドフルネスは、意図的に心を今ここの何か一つに集中して、過去の嫌なことや、未来の不安を忘れて幸せを感じることができます。

ただ「マインドフルネス」もやはり心の集中が必要で、心が散り乱れ、注意が散漫になると解除されてしまい、また元の不安に襲われます。
一時的であることは否定できないのです。

5.仏教

仏教では、脳科学や心理学とまったく異なるアプローチをとり、不安を2つに分けます。それが、「生活の不安」と「人生の不安」です。

生活の不安」とは、現代人が不安になる5つのカテゴリのうち、最初の4つにあった仕事やお金、恋愛、家族、育児などの不安です。
人生の不安」とは、5番目のカテゴリの人生についての不安です。
なんのために生きるのかわからず、自分の存在意義生きる意味に不安を感じます。

生活の不安と人生の不安の2つの不安のうち、生活の不安は、どれだけ解消しても、次から次と新しい生活の不安が起きてきます。
ちょうど、草刈りをしても、根っこが残っていると、また草が生えてくるようなものです。
その不安の根っこにあたるのが、人生の不安です。
底知れない不安を生じさせている根本原因です。

仏教では、不安を根こそぎ断ち切ることを目的としてしているのです。

そして、この人生の不安は、一度断ち切れば、二度と起きてきません。
変わらない大安心の心になれます。

この方法は、対症療法ではなく、不安の根本原因から治療する、根治療法です。

不安を断ち切るたったひとつの方法

ですから、不安を完全に消すには、不安には生活の不安と人生の不安の2つの種類があることを知らねばなりません。

そして、生活の不安は誰でも感じられるのですが、人生の不安は、なかなかわかりません。

人生の不安は、一切の苦しみ悩みを引き起こす根本原因なのですが、それは、どんな心なのか、そしてどうすれば断ち切ることができるのかは、仏教の真髄ですので電子書籍とメール講座にまとめておきました。
今すぐ目を通しておいてください。

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この記事を書いた人

長南瑞生

長南瑞生

日本仏教学院 学院長
東京大学教養学部卒業
大学では量子統計力学を学び、卒業後は仏道へ。仏教を学ぶほど、その底知れない深さと、本当の仏教の教えが一般に知られていないことに驚き、何とか一人でも多くの人に本物を知って頂こうと、失敗ばかり10年。インターネットの技術を導入して日本仏教学院を設立。著書2冊。科学的な知見をふまえ、執筆や講演を通して、伝統的な本物の仏教を分かりやすく伝えようと奮戦している。

仏教界では先駆的にインターネットに進出し、通信講座受講者3千人、メルマガ読者5万人。ツイッター(@M_Osanami)、ユーチューブ(長南瑞生公式チャンネル)で情報発信中。メールマガジンはこちらから講読可能

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